リスティング広告により流入数は増えるがほとんどが離脱し、 CVにつながらない…
ビジネスエンジニアリング株式会社は、日本初となるSAP社のパートナーとしてSAP製品を取り扱っているほか、生産管理・販売管理・原価管理・経営管理を実現する製造業向けグローバルパッケージである「mcframe」の開発・販売などを行っています。そんな同社における新規顧客開拓の手段は、従来はオフラインでのセミナーや展示会が中心でした。一方で、オンラインについてはコーポレートサイトや製品サイトといったウェブサイトの運用に留まっていました。
そして、ある時期からウェブサイト経由での新規顧客の獲得件数が減少しはじめたと言います。そのためスポット的にリスティング広告を出稿したものの「期待したような成果は生まれなかった」と、新商品開発本部マーケティング企画本部マーケティング部部長の山下 武志 氏は振り返ります。
「リスティング広告を出稿すると一時的にウェブサイトへの流入数が急増しました。しかし、そのほとんどがすぐに離脱してしまうという状況で…。今振り返れば、リスティング広告のキーワードに合わせたランディングページを作らずに、既存のウェブページに遷移させていたことが原因だとわかりますが、何せ当時は、そのようなノウハウを持っていなかったんです」(山下氏)