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BtoBのSEO対策の基本解説!成功するためのポイント・ステップ・ツールを紹介

Dec 8, 2020 5:00:00 PM

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BtoB企業のSEO対策のやり方を知りたい」

SEO対策を成功させるために必要なステップやツールは?」

 

BtoB企業のマーケティング担当者の中には、このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

誰もが検索エンジンを利用して情報収集するようになった現在、検索エンジンの自然検索で上位表示を目指す「SEO対策」は、企業にとって欠かせない集客活動の1つとなりました。しかし、一口に「SEO対策」といっても、BtoBBtoCでは異なる考え方が必要で、SEO対策のステップやツールも変わってきます。

 

本記事では、BtoBにフォーカスして、SEO対策の基本や成功するためのポイント、正しいステップなどを解説します。

 

SEO対策とは?

 

SEO対策とは、検索エンジンでユーザがキーワード検索した結果のページにおいて、自社サイトを上位表示させる一連の対策のことです。このSEO対策をしなければ、仮にオウンドメディアを制作してもGoogleやYahoo!の検索結果で上位表示されることはありません。SEO対策を施すことで、狙っているキーワードの検索結果に自社サイトを上位表示できるようになります。

では、どのようなコンテンツを作成すれば、検索結果に上位表示されるのでしょうか。今や検索エンジンで誰もが使うGoogleでは、「検索アルゴリズムの仕組み」というタイトルで紹介しています。

Googleが示す検索アルゴリズムの仕組みでは、「検索ユーザの意図を理解し、検索意図との関連性や品質が高いページを、ユーザビリティ(見やすさ・表示速度)も考慮して順位が決まる」と説明されています。
つまり、検索結果で上位表示をさせたい場合は、はじめに検索ユーザの意図を理解することから始め、検索ユーザのニーズを満たすコンテンツを提供することが重要ということです。

ほかにも、Googleが2019年10月1日に、「Googleのコアアップデートについて、ウェブマスターの皆様が知っておくべきこと」というタイトルで、「コンテンツを自己評価するための質問」を紹介しているので、SEO対策前に参考にしておくとよいでしょう。

 

BtoBのSEO対策に取り組む上でのポイント

 

一口に「SEO対策」といっても、BtoBにおけるSEO対策は、BtoCにおけるSEO対策と大きな違いがあります。上述したユーザファーストのコンテンツ提供に加えて、BtoB企業がSEO対策で取り組むべきポイントを確認しておきましょう。

 

BtoBは、キーワードの検索ボリュームが少ない

 

SEO対策において、BtoBとBtoCとの大きな違いは、キーワードの「検索ボリューム」です。検索ボリュームとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、キーワードが検索される回数のことを指します。仮に、月間検索ボリュームが1,000であれば、そのキーワードは1ヵ月で1,000回検索されていることになります。

BtoBに関するキーワードは、BtoCと比べると、圧倒的に検索ボリュームが少ないのが特長です。BtoCのコンテンツ制作であれば、月間検索ボリュームが数千~数万のキーワードを狙うことも多くありますが、BtoBの場合は、月間検索ボリューム10~100程度のキーワードを狙ってコンテンツ制作をすることも珍しくありません。
BtoBで狙うキーワードの検索ボリュームが少ないのは、BtoBの本来の顧客数が少ないのが原因です。BtoCでは、提供するサービスによって数万~数百万の顧客数がいるといわれていますが、BtoBの顧客数は、一般的に1,000~10,000程度といわれています。ですから、BtoBの本来の顧客数が少ないため、検索するユーザも少なくなり、結果的に検索ボリュームの減少につながっています。

BtoBでは、検索ボリュームが少ないキーワードを狙ってコンテンツ制作をするのが一般的なため、検索結果で上位表示をしなければ、ユーザがコンテンツに訪れることはありません。そのため、1つひとつのキーワードにおいて、確実に上位表示させるくらいの高い意識が必要です。ある程度コストをかけてでも、コンテンツの数より、質で勝負しましょう。

 

カスタマージャーニーを意識して、戦略を立てる

 

SEO対策におけるコンテンツ制作では、ユーザに、どのようなコンテンツが求められていて、どのような内容であれば、ユーザのニーズが満たされるのか?を考えなければなりません。そのため、カスタマージャーニーを意識した戦略を立てることも、SEO対策では有効です。

 

顧客が、商品を認知して購入を終えるまでのフェーズは、

・認知

・情報収集

・比較検討

・購入

・購入後

5つに分けられます。

 

これら各フェーズにおいて

・どんな課題を感じていて

・どんな潜在的な悩み(インサイト)を持ち

・なんというキーワードで検索するのか

をマッピングすれば、必要なコンテンツの洗い出しが可能です。

 

ちなみに、「比較検討」や「購入」など、顕在化したコンバージョンに近いキーワードは、検索結果で上位表示を実現すると、売上に直結する可能性が高くなります。しかし、これらのキーワードは、狙えるキーワード数が少なく、競合他社もコストをかけて狙っているため、上位表示の難易度は高めです。

 

コンバージョンに近いキーワードだけでは、難易度が高いので、はじめのうちは「情報収集」のフェーズにいる潜在顧客へのアプローチも重要です。狙うフェーズを広げれば、キーワードの幅が広がり競合も減るため、コンテンツが作成しやすくなります。難易度の低いコンテンツから狙っていくことで、SEO対策の成功へと近づきます。

 

「購入後」のフェーズのコンテンツ制作では、顧客が離脱してしまわないように、使い方や基礎知識などのFAQコンテンツが有効です。売上を意識した場合、「購入」までのフェーズでコンテンツ制作を考えがちですが、BtoBでは、高額な商品やサービスを数年間にわたり使用することも多いので、提供するコンテンツで購入後のサポートを万全にしておけば、顧客満足度が高くなり、顧客からの信頼も得られます。

 

BtoBのSEO対策を進めるステップ

 

BtoB企業がSEO対策を進めるステップは、次のとおりです。
  • 1. ターゲットとするペルソナの設定
  • 2. 購買プロセスごとに、ペルソナの知りたい情報を明確化
  • 3. キーワード選定
  • 4. キーワード(情報ニーズ)に対応したコンテンツの作成
  • 5. 順位を日々計測し、リライトや内部リンクの調整といった改善を実行
  1. 上記5つのステップで、SEO対策を進めていきます。

SEO対策と聞くと、キーワード選定から始めるイメージもありますが、まずは、ターゲットとなるペルソナを設定し、ペルソナの知りたい情報を明確化しなければなりません。ペルソナの情報を明確化して初めて正しいキーワード選定ができるようになります。特に、BtoBの場合は、複数の部門・役職の人物が購買プロセスに関与しているので、複数のペルソナ設定が必要です。

次のキーワード選定のフェーズでは、キーワードボリュームだけではなく、「そのキーワードは、BtoBのペルソナが検索しているか」といった点まで考える必要があります。キーワード選定をしたあとは、競合との差別化やユーザニーズを解決する情報を考え、コンテンツ作成に移ります。

SEO対策は、コンテンツを公開するだけでは終わりません。コンテンツ公開後に順位を日々計測し、リライトや内部リンクの調整なども行う「分析と改善」が必要不可欠です。分析と改善を繰り返すことで、検索結果で上位表示を増やせるようになります。

BtoBのSEO対策を進める、より詳しいステップについては、別記事「BtoBマーケティングで成果を出すためのSEOコンテンツの作り方」で解説しているので、ぜひ、ご覧ください。

 

BtoBにもおすすめ!SEO対策を効率化してくれるツール

 

SEO対策では、キーワードの選定や競合の調査、検索順位の日々の計測など、様々な課題をクリアする必要があります。これらの課題を効率的に進めるには、ツールの活用が欠かせません。
ここでは、BtoBにもおすすめできるSEO対策の効率化ツールを6つ紹介します。

 

1.Googleサーチコンソール

 

SEO対策のための代表的なツールの1つが「Googleサーチコンソール」です。

Googleが提供している検索順位のチェックツールで、

・どのキーワードで、何回ヒットしたのか

・検索順位が何位だったのか

・何回クリックされたのか

などを分析できます。Googleのオフィシャルツールであり、無料で利用できることから、SEO対策には欠かせないツールといわれています。

 

2.Googleキーワードプランナー

 

Google広告の付属ツールとして提供されているのが「Googleキーワードプランナー」です。Googleキーワードプランナーを利用すれば、キーワードの検索回数を調査できます。

検索需要がないキーワードでコンテンツを作ってもアクセスしてもらえません。Googleキーワードプランナーのようなキーワードボリューム調査ツールで、あらかじめキーワードのボリュームを調査しておく必要があります。

 

3.共起語検索ツール

 

「共起語検索ツール」は、キーワードを入力することで、一緒に使われる傾向の高いキーワードを抽出してくれるツールです。共起語とは、あるキーワードをもとに連想される単語のことです。例えば、「ワイン」というキーワードの共起語には「おすすめ」「比較」「価格」などが挙げられます。

 

検索エンジンは、ロボットがコンテンツの質を決めていて、このロボットは人間のように文章を理解することができません。そのため、コンテンツ内に狙っているキーワードの共起語を入れておくと、ロボットがコンテンツの内容や質を推測しやすくなるといわれています。

 

共起語をコンテンツ制作の際にチェックしておくと、ロボットから見た質の高いコンテンツづくりが可能です。ただし、共起語ありきでのコンテンツ制作はNGです。コンテンツの本質はロボットのためではなく、ユーザのためにあることを忘れてはいけません。共起語を意識しすぎて、わかりにくいコンテンツにならないようにしましょう。

 

4.検索順位チェックツールGRC

 

「検索順位チェックツールGRC」は、公開したコンテンツの検索順位をデイリーでトラッキング(追跡)し、グラフ化してくれるツールです。コンテンツ公開後は、そのコンテンツの順位を日々計測しなければなりません。検索順位チェックツールを用いれば、検索順位のチェックが容易になり、検索順位が思わしくないコンテンツがあれば、仮説・検証を行えます。

 

ほかにも類似ツールは多くありますが、「検索順位チェックツールGRC」は無料で使え、有料プランであってもかなり安価である点が魅力的です。

 

5.見出し(hタグ)抽出ツール

 

キーワードを入力することで、そのキーワードにおける上位ページの見出しタグを抽出してくれるツールが「見出し(hタグ)抽出ツール」です。

コンテンツ作成では、キーワードを決めても記事構成に悩む場合が多くあります。そのような場合は、上位表示されている競合コンテンツを参考にするのが一般的です。

見出し(hタグ)抽出ツールを用いれば、上位表示されているコンテンツに、どのようなことが書かれているのか?を一覧で確認でき、競合サイト調査の時短につながります。

 

6.ahrefs

 

ahrefs(エイチレフス)」は、競合サイトの

・検索流入推移

・流入キーワード

・流入キーワードごとの順位

などを容易に把握できるツールです。

 

SEO戦略を立てる際に、ベンチマークする競合サイトがあれば、その競合サイトのキーワードを抽出できるので、ぜひ、活用しておきたいところです。上記で紹介した機能以外にも様々な機能が使えます。

 

まとめ

 

インターネットが普及した現代では、一般消費者だけではなく、企業も検索エンジンを利用して情報収集をするようになりました。そのため、SEO対策を施して自社サイトやオウンドメディアを上位表示させる取り組みは、BtoB企業の認知度アップや売上向上に大きな影響をおよぼします。

BtoBにおけるSEO対策のコツは、検索ボリュームの少なさや、ペルソナ設定の複雑さなど、BtoBならではの特長を理解することです。また、SEO対策を効率的に進めるためにも、Googleキーワードプランナーや共起語検索ツールなど、専用ツールは積極的に活用していきましょう。

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SEO対策に関して困りごとがある際は、お気軽にご相談ください。

Tag: BtoBマーケティング

 
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