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HubSpotとは何か?機能や使い方、導入方法を徹底解説!

Mar 4, 2020 10:49:19 AM

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「HubSpotとは、どんなサービス?」
「HubSpotを導入すると、どんなメリットがあるの?」

HubSpotを導入したいと考えている方のなかには、HubSpotの持つ機能や、ほかのマーケティングオートメーション(以下、MA)ツールとの違いが、よく理解できない方もいるでしょう。

本記事では、HubSpotの特長やほか
のサービスとの違い、HubSpotを導入するメリットについて解説します

 

用語のおさらい

 

HubSpotの説明に入る前に、関連するマーケティング用語についておさらいをしましょう。

 

1.インバウンドマーケティング

インバウンドマーケティングとは、顧客に対して価値のあるコンテンツを提供し、サービスや商品に対する興味・信頼感を醸成するマーケティング手法のことです。
ここでいうコンテンツとは、ブログやホワイトペーパー、動画などを指し、これらのコンテンツを検索上位に表示させたり、SNSで拡散してもらうことで顧客に「見つけてもらう」ことを目的としています。
インバウンドマーケティングの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

 

2.MA

MAとは、これまで企業のマーケティング活動で手作業で行っていたことを自動化する仕組み、ツールのことを指します。
具体的には、次のような機能を持っています。

 

■自社サイトに訪問した顧客の企業情報、担当者名、Webサイト上での行動をログ化、リスト化し、これらの情報を分析・管理できます。
■ユーザの行動(Webページの閲覧や資料のダウンロード)に合わせてメールを自動配信できます。メールの開封なども条件に組み入れることができるので、効果的に段階を踏んだメールの配信が可能です。
■リード(見込み顧客)が資料をダウンロードする、などの条件を設定することでより検討度の高い顧客を選別することができます。そして、それらの顧客の状態に合わせて、営業担当に自動的に連携を行うことができます。
■それぞれのマーケティング施策に対して、CV率、PV数、資料のダウンロード数、セミナー申し込み数といったデータを自動で収集し、可視化することで効果を測定することができます。

 

3.CRM

CRMとは、Customer Relationship Managementの略で「顧客関係管理」と訳されます。
顧客に合わせた商品やサービスを提供することを目的に、顧客情報や問い合わせ履歴、購買データ、アンケートデータなどの情報を一元管理することができます。

 

4.SFA

SFAとは、Sales Force Automationの略で、「営業支援システム」と訳されます。
営業活動によって獲得した名刺情報や取引先の情報、営業案件や営業活動の情報を一元管理することができます。
これにより、営業の進捗状況やプロセスなどの営業に関わる情報を可視化、売上予測精度の向上、営業活動の効率化を実現します。
先のCRMとの違いは、CRMが営業活動の前段階のマーケティング活動や契約締結後の顧客サポートも含まれる一方、SFAは営業活動の可視化、効率化を中心としたシステムになっている点にあります

 

HubSpotとは何か?

 

HubSpot(ハブスポット)とは、2005年にアメリカで開発されたインバウンドマーケティングのプラットフォームです。
無料のCRMを中核として、マーケティング、セールス、カスタマーサービスを支援する3つの製品で構成されており、必要に応じてアップグレードができるツールとなっています。
低コストでツールを使い始めることができ、マーケティング施策の内容や規模に応じて拡張できるのが特長です。

 

HubSpotとPardot、Marketoの特長について

 

HubSpotを導入しようとする際に、近しいサービスとしてPardot(パードット)、Marketo(マルケト)が同時に比較されることが多いです。
しかし、それぞれのサービスにどんな特長があるのか?どういった違いがあるのか?わからないという方も多いでしょう。
次の表で、それぞれのサービスの特長をまとめていますので、参考にしてください。

 

■HubSpotとPardot、Marketoの特長

  HubSpot Pardot Marketo
こんな企業におすすめ

インバウンドマーケティングを強化したい企業

Salesforceと連携したMAを活用したい企業

外部システムとの連携など、自社に合わせたMAのカスタマイズをしたい企業
サービスの特長 ・無料のCRM機能、マーケティング、セールス、カスタマーサービスが統合されている
・直感的に使用できるUIに加え、充実したヘルプページやサポートが提供されている
・無料のCRMから始められ、ニーズに合わせたプランの選択が可能
・Salesforceと連携することで、CRMの機能と統合して利用することができる
・リードナーチャリングのためのコミュニケーション設計が直感的に自動化できる
・顧客がドメインをまたいだWebページのアクセスをしてもトラッキングが可能

・カスタマイズ性が高く、柔軟なリードナーチャリングの計画を設計できる

・650社超えの外部パートナーエコシステムが構築されており、外部システムと広範に連携することができる
・国内最大級のユーザコミュニティがあり、活発な情報交換が可能

 

HubSpotが提供する無料のCRMと3つの製品(Hub)

 

HubSpotは、無料のCRMと3つのHubと呼ばれる製品を提供しており、それぞれ次のような機能を持っています。

 

1.HubSpot CRM

HubSpot CRMはその名のとおり、CRM機能を持つツールですが、無料で提供されています。
顧客のWebサイト訪問やフォーム送信、メールの開封といった履歴情報、氏名、会社名や部署、メールアドレスといった見込み顧客(リード)の詳細な情報、取引の内容、商談のステータスといった進捗情報を蓄積・管理することができます。

 

2.Marketing Hub

特別な技術や知識を持っていなくても、Webサイトやランディングページを作ることができるツールです。
加えて、サイトの流入者数を増やすための最適なキーワードを分析・提案してもらえるため、専門的な知識がなくてもSEO対策が可能となります。

 

3.Sales Hub

営業活動の施策を自動化・効率化できるツールです。
顧客属性にあわせて最適化されたメールの自動配信や、効果の見込めるEメールをテンプレート化し、社内で共有するなどの機能を持っています。

 

4.Service Hub

顧客満足度向上を目的としたツールです。
顧客とのチャット、Eメールなどの履歴を蓄積し、CRMと連携することが可能となっています。
重要な顧客対応は“チケット”として優先順位づけを行い、対応漏れを防ぎます。
また、FAQはデータベースとして保存されるため、顧客が参照して自分自身で問題解決の役に立てることもできます。
アンケート機能も実装しているため、顧客のフィードバックなどを受けた商品の改善・提案を行うことも可能です

 

HubSpotの利用料金について

 

これまでお伝えしたとおり、HubSpotは無料のCRM機能と3つの有料の機能によって構成されています。
そのため、自社が行いたいマーケティング施策に合わせてツールを組み合わせることができ、その内容によって金額が変動します。
例えば、無料のHubSpot CRMに加えて本格的なWebサイト構築などを行いたい場合はProfessionalプランを採用することで、月額の利用料金が96,000円となります

 

HubSpotの導入をおすすめしたい3タイプの企業

 

インバウンドマーケティングを支援するサービスのなかでも、とりわけHubSpotの導入をおすすめしたい企業には3つのタイプがあります。
下記で詳しくご説明します

 

タイプ1.ツールの導入費用を抑えたい企業

無料のCRM機能に加えて安価なStarter機能も用意されているため、手軽に始めることが可能となっています。
そのため、現在似たようなシステムを使っている企業でも、HubSpotへリプレイスすることで、マーケティングのコスト削減ができるかもしれません。

 

タイプ2.CRM・SFA・MAツールをこれから導入したい企業

CRM・SFA・MAツールを現在導入していない場合は、顧客情報や営業情報の管理をアナログで行わねばならず、その分、負担がかかったり管理の抜け漏れが発生するおそれがあるでしょう。
しかし、HubSpotであればこれらの機能をオールインワンで利用することができ、導入・運用にかかる手間も少なく済むはずです。
インバウンドマーケティングを実践したいが、これらのツールをまだ導入していない場合は、HubSpotがおすすめです。

 

タイプ3.マーケティング情報を一元管理したい企業

インバウンドマーケティングを支援するサービスは数多くありますが、バラバラのサービスを利用している場合は、情報が散らばってしまい、管理するための手間やコストがかかってしまいます。
HubSpotであれば、同じサービスの中で情報を一元的に管理することができるので、効率良いマーケティングの運用が可能になります。

 

HubSpotの使い方

 

HubSpotの使い方は、大きく3つに分けることができます

 

1.目標設定と戦略(シナリオ)立案

2.HubSpotの設定

3.検証・改善

 

次で詳しく説明していきます

 

1.目標設定と戦略(シナリオ)立案

MAを導入したいと思っている背景には、課題(目標)があるはずです。
その課題から逆算して、マーケティングの戦略を練る必要があります。
具体的にはまず、既存コンテンツの棚卸し、新規コンテンツの制作やWeb広告の運用計画などを行います。
その上で、コンテンツごとに「どこの」「誰に」「どんなコンテンツを」「どのタイミングで」「どのように届ける」「読後にどんな行動や態度変容を起こして欲しいのか」といった、役割を持たせます。
戦略を正しく練らないと失敗していまいますので、慎重に行う必要があります

 

2.HubSpotの設定

先に検討した戦略に基づいて、HubSpotの設定を行います。
具体的には、ツールの初期設定やワークフローの設計・実装、ワークフローの稼働に必要となるEメールやフォーム作成などがそれにあたります。

 

3.検証・改善

HubSpotのデータを検証し、目標数値達成に向けて改善をしていきます。
Web広告の予算配分を調整したり、コンテンツの見直しやブラッシュアップを定期的に行うようにしましょう。

 

HubSpotを代理店から導入するメリットとデメリット

 

上記では、HubSpotの使い方について説明してきました。
しかし、ノウハウやリソースを割くことが難しい場合もあるでしょう。
そのような時は、代理店を入れることをおすすめします。
下記では、HubSpotを代理店から導入するメリット・デメリットを紹介します。

 

■メリット

 

HubSpotを代理店から導入するメリットには、大きく2つあります

 

1.戦略(シナリオ)設計や、検証・改善の提案が受けられる
2.導入方法や利用方法など、不明な点についてサポートを受けることができる

 

最も大きなメリットはMA戦略の設計や、検証・改善の提案が受けられることにあります。
HubSpotを導入し目標を達成するには、適切な戦略の設計が必要です。
また、戦略どおりに実行した各施策の検証や改善も正しく行わなければなりません。
これら一連のPDCA業務に関して、豊富な経験から提案を受けることは最短で成功するためには欠かせません。

またHubSpotは、もともと使いやすいUIとなっていますが、それでも使い方に困ることもあるでしょう。
そのような時にも代理店は心強いパートナーになってくれます。

このようにHubSpotを代理店から導入するメリットは大きいのです。

 

■デメリット

 

一方で代理店を利用する場合は、自社のビジネス内容や事業環境を代理店に把握してもらう必要があります。
それに必要なコミュニケーションに時間がかかってしまうことがデメリットになりえます。
そのため、HubSpotを導入してすぐに戦略設計や設定に取り掛かることは困難です。
しかしこの問題は、支援実績が豊富な代理店から導入することで、ある程度は解消されるでしょう。

 

代理店の選び方

 

HubSpotを導入する際にどのような代理店を選ぶといいのでしょうか。
上記の観点から、後悔しないための代理店の選び方を紹介します。

 

1.サービス内容(支援対応の領域)

まずは、代理店が支援できる領域を確認しましょう。
マーケティング戦略の立案から、Webサイト制作、ブログ運用、リスティング広告の運用に至るまで幅広い支援が受けられればワンストップで頼ることができます。
代理店のなかにはWeb制作はできるが、戦略立案や運用面を不得意にしている代理店もあります。
幅広く支援してくれる代理店を選ぶと安心です。

 

2.他社の支援実績

どのような支援実績があるのか確認しましょう。
その際に大事な視点は、支援実績の「数」ではなく「質」です。
浅く広い支援をしている代理店よりも、1社1社に深く支援している代理店の方が、あなたのビジネスを成功に導ける可能性も高くなるはずです。

 

3.費用

「サービス内容(支援対応の領域)」「他社の支援実績」の条件を満たすことを大前提に、毎月の予算イメージに合う代理店を選定しましょう。
HubSpotを導入したら代理店とは長い付き合いとなります。
そのためには、毎月の費用が無理のない範囲であることが重要です。

 

HubSpotをメディックスから導入する5つの理由

 

これまで、代理店からHubSpotを導入するメリットとデメリット、代理店の選び方についてお伝えしました。
メディックスでもHubSpotをはじめとしたMAの導入・運用支援をしており、次のような強みがあります。

 

1.戦略(シナリオ)設計の提案が可能

メディックスは、これまで顧客1社1社に深く入り込み、MAの導入・運用支援をしてきました。
貴社のビジネスに対する理解や事業環境の把握をはじめ、適切なシナリオを提案します。

 

2.Web広告などの集客施策と組み合わせた活用提案が可能

HubSpotの代理店は制作会社であることが多いですが、メディックスは、BtoBのWeb広告領域に強みを持つデジタルマーケティング支援企業です。
そのため、Web広告を組み合わせた集客施策の提案が可能です。

 

3.Webサイト、ブログ、メールコンテンツ、LP制作までワンストップで提供可能

メディックスは、MA運用におけるあらゆる業務をワンストップで支援することができるため、各種制作物や施策の内容に一貫性を持たせることが可能です。
戦略フェーズによって必要となるコンテンツは異なりますが、コンテンツごとに委託先が異なると「施策に一貫性が保たれない」「委託先とのコミュニケーションに時間がかかってしまう」といった心配があります。

 

4.ITリテラシーの高いテクニカルライターによるコンテンツ制作

メディックスは、ITリテラシーが高く、経験豊富なライターを抱えています。
それにより、深い情報を届けることができるため、SEO(検索エンジン最適化)にも強いコンテンツを制作できます。

 

5.BtoBビジネスへの理解と、BtoBデジタルマーケティング支援の実績がある

BtoBのマーケティング成功には、BtoCなどの領域とは全く違ったノウハウが必要です。
メディックスは、BtoB分野のデジタルマーケティング領域において、これまで300社以上の取引実績があり、実案件を通した20年以上の経験とノウハウを組織的に持っている企業です。

 

まとめ

 

ここでは、HubSpotの機能や特長、導入するメリットや代理店の選び方などについて紹介しました。
本記事を参考に、HubSpot導入を検討いただけましたら幸いです。
もし、HubSpotの導入についてご興味がありましたら、メディックスにお気軽にご相談ください。
BtoB領域に特化したデジタルマーケティングのプロフェッショナル集団として、貴社をサポートいたします。

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