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製造業のSEO対策、なぜ必要か?どうしたら成功するか?を解説

Jan 18, 2024 10:51:18 AM

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近年、人手不足によりあらゆる業務において効率化を求められることの多い製造業では、バリューチェーンの様々な分野においてDX化が進んでいます。


販促領域におけるDX化も非常に重要で、多くの企業が取り組みを始めています。営業活動やマーケティング活動におけるデジタル化を実現することができれば、既存顧客への効率的なアプローチやブランディング、用途開発、新規顧客の開拓など、業務上の様々な課題を解決することができるでしょう。


製造業におけるデジタルマーケティングについては、「製造業におけるデジタルマーケティングの課題とは何か?どう向き合うべきか?を成功事例と併せて解説」にて、詳細を解説していますので、ぜひ参考にしてください。


本コラムではデジタルマーケティングの手法の1つである「SEO(Search Engine Optimization)」について、製造業における実践的なポイントにフォーカスをして解説します。

※BtoB企業全般のSEO対策については、「BtoBのSEO対策の基本解説!成功するためのポイント・ステップ・ツールを紹介」にて詳細を記載しています。

 

目次

製造業でSEO対策が必要な理由

 

製造業がデジタルマーケティングを進める上で、SEO対策は非常に重要です。
SEOの役割は下記のとおりです。

・自社サイトの検索順位を向上させ、潜在顧客の流入を増やす。
・自社サイトの認知度を高め、ブランドイメージを向上させる。
・自社サイトを起点とするお問い合わせや商談を増加させる。
・自社サイトのコンテンツをより多くの人に読んでもらう。

 

ですが、製造業の製品を選定する人(潜在顧客)が、Web(オンライン)を通じて情報収集をしていないと、SEO対策をしても無駄になってしまいます。


メディックスでは、2021年に製造業の製品選定者に向けたアンケート調査を実施しています。

認知のきっかけとなった情報収集源について質問したところ、すべての従業員規模において、検索エンジンが最も高くなりました。つまり、製造業の製品選定者は、検索エンジンを通じて日々の情報収集を行っており、SEO対策をすることによって彼らに認知してもらえる可能性が高くなるということです。


よって製造業においても、SEO対策をしっかり実施することは非常に重要といえます。

 

製造業SEO_1_認知のきっかけ2

 

参考:株式会社メディックスビジネスマーケティング部【2021年版】製造業製品選定者アンケート調査結果より(調査対象:516名)
※アンケート内容をすべてまとめた資料のダウンロードはこちら

 

SEO対策に必要な考え方

 

自然検索で上位表示させるためには、大きく3つの考え方からアプローチをする必要があります。

 

①内部施策(HTMLタグの設計)

 

ユーザが求める情報をサイト内に載せていたとしても、クローラビリティが高くないと、評価対象となりません。検索エンジンに正しく評価してもらうよう実施する施策を内部対策といい、下記のような対応を、しっかりとしていることが重要となります。


・メタタイトル、メタディスクリプションを意識しているか
・URLが正規化されているか
・クロスリンク構造がしっかりとしているか
・ディレクトリ構造に問題がないか 

などです。


Googleの評価基準は日々アップデートされることから、内部施策については外部の専門業者に委託することをおすすめします。
メディックスでは、サイト内をチェックし、修正個所の指示書を納品するプランもありますので、もしご興味があればご相談ください。

 

②コンテンツ施策

 

内部施策がある程度できたら、次にコンテンツ施策を実施してください。もちろん、先にコンテンツ施策から実施をしてもよいですが、内部施策を実施した後の方がより効果が出やすいため、おすすめです。


コンテンツ施策では、対象商材の見込み顧客が検索しそうなキーワードで、検索結果の上位に表示させるために、コラムやブログという形でコンテンツを作成し、Webサイトに公開します。


コラムやブログというと、自社商材の良い点や成功事例などの内容を想像される方が多いかと思いますが、SEO対策という観点では少し不十分です。どのような内容を書くとよいかについては、次章で解説します。

 

③外部施策

 

外部施策は、外部サイトからのリンクの設置施策です。しかし、外部施策はGoogleのクローラーにペナルティ扱いされることも多く、実施は推奨しません。内部施策とコンテンツ施策がしっかりと対応できていれば十分です。

 

製造業SEO_2_SEOの上位掲載をするためには

 

コンテンツ施策の重要ポイント(1)キーワード選定

 

コンテンツ施策の中で非常に重要なのは「キーワードの選定」です。コラムやブログを書く前に、まずはどのキーワードで順位を上げたいのか、をしっかりと決める必要があります。


製造業におけるSEO施策においても同様で、キーワードの選定には、テクニックが必要です。
大まかに下記の順序で選定をします。


①マーケティング戦略の確認
②キーワードの洗い出し
③チェック項目で優先順位付け

 

①マーケティング戦略の確認

 

製造業におけるデジタルマーケティングの課題とは何か?どう向き合うべきか?を成功事例と併せて解説」において述べているように、製造業のデジタルマーケティングは、「戦略」が非常に重要です。SEOコンテンツもその戦略に合わせた内容にする必要があるので、キーワードを洗い出す前に、ぜひ、戦略の確認をしてください。

 

②キーワードの洗い出し


マーケティング戦略に合わせ、設定したペルソナが検索しそうなキーワードを洗い出します。
1つの軸となる商品カテゴリ名などの「掛け合わせキーワード」を、共起語検索ツールを利用して出したり、類義語も一緒に洗い出したりしてください。
この後にチェック項目でどんどん絞りこむため、“量”を意識して洗い出すことをおすすめします。

③チェック項目で優先順位付け

 

②で、洗い出しをして選定したキーワードについて、下記の流れでチェック項目の中身を埋めます。

 

月間検索ボリューム:Googleキーワードプランナーを利用し、選定したキーワードが月間にどれくらい検索をされているのかを調べます。


現在の順位:対策をしたいWebサイトにおいて、選定したキーワードが現時点でどれくらいの順位なのかを検索順位チェックツールを用いて調べます。


製品とのつながり:選定したキーワードが、プロモーションしたい製品と大きくかけ離れていないかを判断します。


検索結果サマリ:選定したキーワードを検索し、上位コンテンツを見て、どのような内容が上位に来ているか軽くサマリを記載します。


コラムを書けるか:競合比較系コンテンツではないか、コンテンツの中身を社内の人間がちゃんと用意ができそうか、など確認します。社内で書けるか否かも重要な指標です。


※「●● おすすめ」「●● ランキング」などの比較系キーワードは、自社製品以外(他社製品)についても言及しないと、ユーザの検索ニーズにこたえることができないため、一事業者が記事にするのは現実的ではありません。

チェックシートを埋めた後は、月間検索ボリュームが多く、現在あまり順位がついていないもの、そして製品とのつながりや、コラム書けそうか、をクリアしているものを基準に優先順位を付けます。

下記の表は「産業用ロボット」製品をプロモーションしたい場合のキーワード選定の一例です。

 

製造業SEO_3_キーワード選定例2

 

コンテンツ施策の重要ポイント(2)オリジナル要素

 

キーワードを選定したら、次はコラム、ブログの作成です。選定したキーワードを検索するユーザが、どんな情報ニーズを求めているのかを考えて、そのニーズにこたえる形で情報をまとめます。


対策したいキーワードで検索したときに、実際に上位に表示されるコンテンツを読み、ユーザの検索ニーズを把握し、それに沿ったコンテンツを作ることが重要です。しかし、それだけでは競合他社と似たような内容となり、差別化されず、上位の順位もつきません。


競合と差別化を図り、上位表示されるには、さらに一工夫し、自社独自のオリジナル要素が必要です。そのためには、成功事例や技術、スペック、用途の解説、自社の特長などを入れてください。


競合との差別化を図るとともに、自社の伝えたいことも伝えることができ、オリジナル要素として上位表示のための一要素となります。

 

製造業のSEO対策成功事例

 

メディックスでは、大手製造業様のSEO対策においてキーワードの選定から内部対策・コラム作成まで支援しました。その結果、サイト流入数が大幅に増加し、指名キーワード検索(製品名や会社名の検索)以外の検索からの流入(一般キーワードの検索)の割合が約50%から約90%になり、リード獲得数も大幅に増加しました。

 

メディックスでは、このような製造業のSEO対策実績が多数あります。また、製造業に精通したライターをアサインすることが可能なので、コンテンツ制作もスムーズに対応できます。

 

製造業SEO_4_セッション数の変化

※製品名、会社名およびその表記ゆれ以外のクエリを「一般クエリ」と定義

 

まとめ

 

本コラムでは、デジタルマーケティングの手法の1つである「SEO」について、ポイントの解説と成功事例を解説しました。

 

ただし、製造業におけるSEO対策は、選定したキーワードで上位表示させ、流入を増やすこと自体がゴールではないと考えています。

 

サスティナブル、地域貢献、産学連携などを意識したブランディング、用途開発、既存顧客への情報発信や、新規の開拓など、単純なサイト流入数の増加の先に本来の目的がある場合が多いのではないでしょうか。それらを達成するためには、SEO対策のほか、Webサイトのアクセス解析や広告施策、さらなるコンテンツの拡充など様々な施策を講じる必要があります。

 

メディックスでは、豊富なBtoB製造業企業様の支援実績をもとに、SEO対策以外でも、目的に合わせて様々な施策を提案・実施いたします。

 

お気軽にご相談ください。

 

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Tag: BtoBマーケティング


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メディックスBtoBマーケティング編集部

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